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2009.04.20 (Mon)

つながる世界──

※4月15日時点での話になります。ブログ掲載キャラと差があります。
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クエスト内容  司祭の悩み              期限なし  紹介可能数
請 負 場 所  マルセイユ 海事ギルド
依 頼 内 容
よく来たな。あんたの腕を見込んで交易所から依頼が入っているぜ!
店主の長年の友人が困っているらしく、それが深刻な悩みらしい。
その友人ってのが、とある教会のお偉い司祭なんだ。
最近この世のモノでない、なにかを教会内で感じるそうなんだ。
まぁくわしい話は、本人の口から直接聞くといい。頼んだぞ!
報酬額 不明    難易度★★★★☆☆☆☆☆☆    必要スキル イタコ12
00精霊~
さっそく問題の起きている街へ向かい交易所店主からはなしを聞くと、なんでも
神聖な教会内で、ただならぬ妖気!?を感じているという。
この世のモノとは思えないなにか、魑魅魍魎の存在を感じると。
街の発展と平穏を願い、日々祈りを捧げる教会、そしてりっぱな司祭様は困って
いる様子。
また、人から恨みを買うことなんてするはずがないと、パセリ片手にはなす店主。
クエスト情報を得て教会に向かう──、の前に銀行前にて(^-^;


教会の前に立ち、壁に飾られた十字架を仰ぎ見る。
ふいに背後に気配を感じ振り返るも誰もいない。
目の前にある扉に手をかけることは簡単なことだ。
しかしいまの私にとってそれは、この依頼を受けたことへの後悔の念が、ためら
う気持ちが二の足を踏ませ、容易なことではなかった。
肉体を持たぬ彼らに対し、私はなにができるのだろうか。
古来、この手のはなしには紛い物が多く、金儲けの道具にされることが多い。
霊媒師と名乗り、貴族や豪商に不幸が起きるとすぐさま駆けつけ『災い』と称した
嘘を相手に植え付ける。
私が海賊を討伐し生計を立てているように、彼らも糧を利用し生計を立てている。

私はときに考える。
彼らを非難することができるのだろうか。
私の両手は血塗られている。
沈む船の小窓から助けを求める敵船員の視線を横目に、砲撃をする。
海中に没した甲板上、ロープに絡まり身動きのとれなくなった船員は最後の力を
振り絞り罵詈雑言と、どす黒い血の涙を流しながら沈んでいく。
それに比べ霊媒師は人の心に付け込むことはしても、命まで奪うことはしない。
私は自分の存在について考える。
この扉に手をかける資格があるのだろうか──。






深くひと呼吸をする私。
制服の内ポケットに手を入れロザリオを握りしめる私。
静かに扉を開ける私。
02精霊~
ぼやけていてはっきりと確認はできないが、長椅子並ぶ先、司祭様の背後に
肉体を持たぬ彼らを感じた。
私はゆっくりと足を進める。









背後に立つモノ、その眼に恨みや憎しみの光は見えない。
ただ静かに、壇上に立つ司祭様に視線を投げかけるばかり。
戸惑う私。
04精霊~
「司祭様、あなた様はなにも感じないのですか?」
私の問いかけに困った顔をしながら口を開いた。
教会に従事する者や信者、まわりの人達はなにかがいると伝えてくるが、なんの
ことかさっぱり分からない。
この前も古い付き合いの店主が訪ねてきてなにかを感じると言っており、ならそ
の感じるものはなんだと言っても答えられない。
「交易所の店主から司祭様が困っていらっしゃると聞き、ここを訪ねました・・・・・」
「そうなのですか、それは知りませんでした」
私は再度依頼内容を確認した。
店主の長年の友人、司祭様が困っている。
最近、この世のモノではない、なにかを教会内で感じる。
・・・・・・。
「ときに、私がなにに困っているのか教えてもらえますか」

私は理解した。
気配を感じるのは司祭様を除いた人たち。
ただならぬ気配になぜ、この教会での頂点に立つ司祭様が気づかないのか、周り
が悩んでいる。
その悩んでいる人たちを見て、司祭様も悩んでいる。
依頼内容に「司祭の困っている」内容は書いていない。また、「なにかを教会内で
感じる」とあるだけで誰が感じるのか書いていない。














妖気の元、ただならぬ気配は精霊──
驚くばかりの私を横に精霊は静かに言の葉を発した。
06精霊~

08精霊~

44精霊~
精霊について書かれた文献がある。少し紐解いてみよう。
古代人は精霊を魔神、または霊と呼んで、半神と見なしていた。
アプレイウス[二世紀頃の散文作家]によれば、各国はもちろん各家庭や各人にさえも自分の精霊がいて、導いたり行ないを監督したりする。すべての民族は精霊に敬意を払い、ローマ人は崇めさえしていた。かれらは司祭たちが自国の霊を呼び出したあとでないかぎり、都市を攻囲したり、戦いを始めることはなかった。
カリギュラでさえも、精霊を呪った者は公開で処罰させた。哲学者たちは、死者の魂は体を離れるとすぐに地上を絶えずさまよい続けると想像した。
かれらは墓地の墓石のそばや、人間が何人か殺された場所で亡霊を見ることがあると自慢していただけに、この見解がかれらにはいっそう真実らしく思われたのだろう。ウェッカーいわく、「精霊は大気の神である。かれらは嵐をかき立てたり、雲をちぎって大竜巻とともに望みの場所へ運んだり、海の水を吸い上げてヒョウや好みのものに変えたりできる」
『中略』
十四世紀初め、プロヴァンス地方アルルの広場に数年前に死んだ市民の霊が現われて、あの世の不思議なはなしを語った。
アルルのドミニコ会小修道院長は善行の人で、この精霊は魔神が化けたものかもしれぬと考えた。
小修道院長が広場に赴くと、精霊は突然正体を現わし、自分を煉獄から救い出してくれと懇願した。言い終えると姿を消し、精霊の魂のための祈りが捧げられたのち、もう二度と現われなかった。
・地獄の辞典/コラン・ド・プランシー 床鍋剛彦=訳






精霊の
ひとつひとつの
言葉は
歌うように
響き
祈るように
安らぎ
闇夜で迷い
苦しみに押しつぶされ
希望が持てなくなった
魂を救う

嗚呼
私は声を漏らし跪く(ひざまずく)

例えるなら
人生の
ほんのわずかな
一瞬の煌めき
ボーイ・ソプラノの
神々しい
無垢な
甘い吐息




天から地上を照らすひと筋の光──





10精霊~

聖霊よ来たりたまえ、天の御使いを送りたまえ
聖霊よ来たりたまえ、天の御使いを送りたまえ
空を越え、はるか彼方へ
・Far away(上、三行のみ)





精霊の行方は だれも知らない


テーマ : 大航海時代Online - ジャンル : オンラインゲーム

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23:32  |  ●つながる世界【DOL編】  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

難関辛苦を武装コグで乗り切っているぴぃさんへの、精霊テリオンからの素晴らしきプレゼントですね。

貴殿の航海をささやかながら応援してる私も、今後の航海が精霊より
プレゼントされし逸品に守られて、無事に乗り切れることをつとに願っております。

って、堅苦しかった?相変わらず面白い(そして考えさせられる)ブログ
有難う御座います。
ケイジュン |  2009.04.21(Tue) 00:15 |  URL |  【コメント編集】

こんばんは

応援ありです~^^
いつも沈没船内お宝ツアーにてお世話になっています(゚Д゚*)(。_。*)ペコリ

精霊さんは朝露とともにいずこかに消えました。
三着ありますので、三回脱がされOKですW
精霊さん、ありがとうございました^^

今後もよろしくです~(゚ё゚)ノ

ぴぃ太郎。 |  2009.04.21(Tue) 20:34 |  URL |  【コメント編集】

いいなーいいなー ぴぃさんいいな~ 僕にも幸運を運んでくれないかな~ もしかしたら、来るのは船員の亡霊かも>o<; そのときはぴぃさん助けてね^w^ それじゃこれで~久しぶりのカキコでした~ばいニャ~@o@ノ
世界一周旅行に出かけている無茶なガレー乗りww  |  2009.04.21(Tue) 23:24 |  URL |  【コメント編集】

こんばんは^^

幸運と不運は表裏一体ですのでいいときもありますが、痛いときもあります(/ё\)
船員の亡霊、私のまわりには相当の数の船員の亡霊が・・・・・・^^;
あまり無茶せず世界一週旅行、楽しんできてください。
初の世界一周旅行ですので、サクサク終わらせずのんびりが良いかと。
楽しいことを早く終わらせてしまいますと、もったいないですわ。

では~^^

ぴぃ太郎。 |  2009.04.22(Wed) 22:30 |  URL |  【コメント編集】

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